サステナビリティ

環境に配慮した持続可能な原料製品の提供

近年、CO2 排出や森林破壊による地球温暖化などの気候変動、貧困や飢餓などの社会問題等、解決すべき社会問題が顕在化しており、このため私たちが暮らす社会を将来にわたり持続可能なものにするために、様々な取り組みが始まっております。

木村産業株式会社は、お客様の様々なニーズにお応えするべく、世界中から厳選された良質な原料製品を提供するにあたり、地球温暖化対策、地球環境保全対策、生物多様性及び生態系保護に配慮された持続可能な原料製品の販売促進に努めております。

取り組みへの一歩

環境に配慮したパーム油の販売促進

パーム油は世界で一番利用されている植物油であり、世界全体の生産量の大半が東南アジア各国で生産されております。これらの国々では、1980 年代以降、大規模農園の開発が急速に進められ、その結果、熱帯林の破壊に伴う大量の温室効果ガスの排出による環境破壊だけでなく、農園における児童労働や強制労働といった人権問題が発生しました。

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これらの問題を解決すべく、環境に配慮した持続可能なパーム油の生産を促進する世界的な非営利組織 RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)が設立されました。 木村産業株式会社はRSPOの理念に賛同し、2019年5月より環境に配慮した持続可能なパーム油の販売をスタートさせました。2020年2月にはRSPOの Distributor License を取得、より一層の普及に努めています。

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RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)について

RSPO の正式名称は Roundtable on Sustainable Palm Oil、和訳しますと「持続可能なパーム油のための円卓会議」となります。2004 年、国際的な認証基準の策定と持続可能なパーム油の生産と利用を促進することを目的として設立されました。

WWF(世界自然保護基金、World Wide Fund for Nature)等の関係団体が中心となり、パーム油産業関連の7つの関係者、パーム油生産業、搾油・貿易業、消費者製品製造業、小売業、銀行・投資会社、環境 NGO、社会・開発系 NGO により組織され運営が行われる非営利組織です。本部はマレーシア、クアラルンプールにあります。

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RSPO のビジョンと使命

ビジョン
  • RSPO は持続可能なパーム油が標準となるよう市場を変革する
使命
  • 持続可能なパーム油製品の生産・購買・融資・利用を促進する
  • 持続可能なパームのサプライチェーン全体にわたり信頼される国際的標準の策定、実施、検証、保証、および定期的見直しを行う
  • 市場での持続可能なパーム油の取引による経済・環境・社会への影響を見守り、評価する
  • 政府、消費者を含むサプライチェーンを通じた全てのステークホルダーと積極的に関与する

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RSPO 公式 Web サイト(英語) www.rspo.org